アイスクリーマーを使った手作りアイスクリームのレシピ
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イチジクのアイスクリーム

実家でイチジクが豊作です。市販のイチジクほど粒はよくありませんが、木に付いたまま完熟させていますから味は抜群。でも問題は、一度に沢山採れること。完熟で口を開いたイチジクをまとめて10個渡されても食べ切れませんから、それをアイスクリームの材料に使ってみることにしました。

イチジク・アイスクリームの材料

生クリーム:100ml
グラニュー糖(砂糖でも可):適量
完熟したイチジク:適量

イチジクの量はアイスクリーマーの容器の容量が制限になります。入れすぎると機械が動きません。生クリームの量はあまりかえられませんから、イチジクの量で調整することになります。生クリームと少しずつあわせてみて、多すぎたら余った分を冷蔵・冷凍しておけば次回に使うことができます。

イチジク・アイスクリームの作り方

完熟イチジクは皮を剥き、鍋に入れて弱火にかけます。イチジクを火にかけるのは別にジャムを作るためではなく、攪拌しやすいようにイチジクのみをつぶすのと、砂糖(グラニュー糖)をよく溶かしておくためです。

イチジク・アイスクリームのレシピ

鍋に入れたイチジクを木のへらなどでよく潰します。しばらくするとイチジクの水分が出てとろみが出てきますから、そこへ砂糖を加えてよく混ぜます。砂糖の量は味を見ながら好みにより加減してください。あまり少ないと、生クリームを足した時に甘みが足りなくなります。そのまま食べるにはちょっと甘すぎるかな、というくらいでちょうど良いです。

酸味が欲しい場合には、レモンを少々たらしてもOK。この時はいただきもののカボスがあったので少したらしました。

イチジク・アイスクリームのレシピ

砂糖が溶けてしまったら火をとめてOK。さわやかに仕上げたいので煮込む必要はありません。イチジクの味が濃いようなら、牛乳やヨーグルトを入れて調節もできます。家庭で作るのに決まったルールはありませんから、なんでもOKです。

イチジク・アイスクリームのレシピ

火からおろしたイチジクの鍋が冷めるまで待ち、冷蔵庫に入れて冷やしておきます。

生クリームは冷やしておき、イチジクの鍋が冷えるのを待って、ボールに入れて泡立てます。角が立つくらいまでになればOK。あまり泡立てすぎないのもコツのようです。

イチジク・アイスクリームのレシピ

アイスクリーマーの容器には目盛りがあり、これを超えた量を入れるとうまくできません。先に生クリームを容器の中に入れておいてから、イチジクの分量で調節しましょう。厳密な分量なんて決まっていませんから、写真の目盛り、500のところを超えないように調節します。

イチジク・アイスクリームのレシピ

生クリームと冷やしておいたイチジクを良く混ぜます。容器が傷つかないように木のしゃもじを使いましょう。生クリームの色が強くて、イチジクの色がわからなくなってしまいます。

イチジク・アイスクリームのレシピ

よく混ぜたらアイスクリーマーの容器に移してスイッチを入れ、冷凍庫に入れて待つだけ。

イチジク・アイスクリームのレシピ

分量にもよりますが、3時間くらい冷凍庫で冷やせばできあがりです。さて、これが出来上がり。おいしそうですね。ちょっとアイスクリームの盛り付けとしては素っ気無いですが、まあ家庭で食べるならこれでも許されるでしょう。

イチジク・アイスクリームのレシピ

イチジクアイスを食べてみると、一口目はイチジク独特の癖があります。残念ながら我が家の幼稚園児の男の子二人には気に入ってもらえませんでした。でも大人には大丈夫。結構高級アイスクリームの風合いで気に入りました。